山口和声(やまぐちかずな)さんは、三重県伊勢市を拠点に作陶する陶芸家です。スリップウェアを中心に、蹴轆轤(けろくろ)を使ったうつわなどを制作されています。
大胆でのびやかな模様と、あたたかな土の表情。日々の食卓で自然と手が伸びる、使いやすさも魅力です。
土のかおりでは実際に山口和声さんの工房を訪ね、制作風景を見せていただきながら、ものづくりやうつわについてお話を伺いました。

山口和声さんについて
山口和声さんは、1983年三重県生まれ。名古屋芸術大学で洋画を学んだのち、愛知県立窯業高等技術専門校へ。その後、鳥取県の岩井窯で山本教行氏に師事し、2014年に故郷・三重県伊勢市に築窯しました。
現在は、スリップウェアや焼締など、土の表情を生かしたうつわを制作されています。
プロフィール
山口和声(やまぐち かずな)
1983年 三重県生まれ
2006年 名古屋芸術大学美術学部絵画科 洋画 卒
2010年 愛知県立窯業高等技術専門校 卒
2010年 鳥取県岩井窯にて修業、山本教行氏に師事
2014年 伊勢市に築窯
【主な入選・受賞歴】
・日本民藝館展入選、準入選
・国展入選、国展新人賞
・日本陶芸展入選 他
山口和声さんのうつわについて
山口和声さんのうつわには、大胆でのびやかな模様と、あたたかな土の表情があります。
代表的な作品のひとつが、化粧土を使って模様を描くスリップウェアです。
くるくるとした線や、のびやかな模様。ひとつひとつ異なる焼き上がりにも表情があります。
存在感のあるうつわですが、料理を盛ると不思議なほど食卓に馴染みます。
土のかおり店主も実際に使い続けており、普段の料理から少し特別な一皿まで、日々の食卓で楽しんでいます。

スリップウエアについて
スリップウェアとは、泥状の化粧土を使って模様を描く陶器の技法です。山口さんのスリップウェアには、くるくるとした線や大胆な模様が、のびやかに描かれています。一見すると存在感がありますが、料理を盛ってみると印象が変わります。
土の色や化粧土、釉薬の表情が料理を受け止め、いつもの食卓にも自然と馴染んでくれます。
スリップで制作している様子です。
山口和声さんの工房を訪ねて
2026年7月、土のかおり店主が三重県伊勢市にある陶芸家・山口和声さんの工房を訪ねました。
工房では、蹴轆轤での制作風景を見せていただきながら、うつわ作りのこと、日々の暮らしのことを伺いました。
天気を気にしながら仕事を進め、暮らしのすぐそばで土に向き合う山口さん。
「暮らしの中に、うつわ作りがある」
工房を訪ねて感じたことを、土のかおりのnoteに綴っています。
▶ 陶芸家・山口和声さんの工房を訪ねて|暮らしの中に、うつわ作りがある

山口和声さんの工房で蹴轆轤の制作を見せていただきました
お客さまの声
以前、遠方から土のかおりに来てくださった方がいらっしゃいました。
その方は以前から山口さんのうつわを愛用してくださっており、SNSを見てうつわを選びにお立ち寄りくださいました。
「手が小さめなのですが、山口さんのマグカップは親指が置けて、手にぴったりと馴染みます。」そう仰ってうつわ選びも楽しみながら選んでいただきました。
まずはマグカップから、という方も多く、後日買い足しにいらっしゃる方が多いのも、山口さんのうつわの特徴です。

山口和声さんのうつわ|よくあるご質問(FAQ)
◎山口和声さんはどこで作陶していますか?
山口和声さんは、三重県伊勢市に工房を構え、作陶されています。
鳥取県の岩井窯で山本教行氏に師事したのち、故郷・三重県に戻り、2014年に伊勢市に築窯されました。
◎山口和声さんのうつわの特徴は?
スリップウェアによる大胆でのびやかな模様と、あたたかな土の表情が特徴です。存在感がありながら、料理を盛ると自然と食卓に馴染みます。「よいしごと すこやかに あたたかく」を大切に制作されている、日常のためのうつわです。
◎スリップウェアとは何ですか?
泥状の化粧土を使って、器の表面に模様を描く陶器の技法です。
山口さんの作品では、くるくるとした線や、のびやかな模様など、ひとつひとつ異なる表情を楽しむことができます。
◎山口和声さんのうつわは電子レンジで使えますか?
電子レンジはお使いいただけます。ただし、作品によって仕様が異なる場合がありますので、ご購入の際は各商品の説明もご確認ください。
◎山口和声さんのうつわはオーブンで使えますか?
山口さんのうつわは耐熱陶器ではないため、オーブンでの使用は保証されていません。一方で、土のかおり店主やお客さまの中には、家庭用オーブンで使用されている方もいらっしゃいます。
◎山口和声さんのうつわはどこで購入できますか?
神奈川県茅ヶ崎市の「うつわと暮らしのもの 土のかおり」でお取り扱いしています。在庫のある作品は、店頭のほかオンラインショップでもご紹介しています。
作品はひとつひとつ模様や焼き上がりの表情が異なります。現在の在庫や入荷状況については、オンラインショップやInstagramをご覧ください。
◎茅ヶ崎のお店で実物を見ることはできますか?
在庫のある作品は、土のかおり店頭で実際に手に取ってご覧いただけます。写真だけでは伝わりにくい土の質感や重さ、持ったときの感覚、ひとつひとつ異なる表情も、ぜひ実物でご覧ください。
山口和声さんの作品を見る
山口和声さんのうつわは、土のかおり店頭とオンラインショップでご紹介しています。その時々で届く模様や形、焼き上がりの違いも、作家もののうつわとの出会いの楽しみです。
【取材について】
2026年7月 三重県伊勢市の陶芸家・山口和声さんの工房にて、制作風景を取材・撮影しました。
取材・撮影 土のかおり